教育理念・目的
本学園創立者 前川篤初代理事長兼学校長は、昭和38年より進学塾を経営していましたが、当時は進学希望者に対し高等学校数が少なく、進学を断念する子供たちも少なくありませんでした。
また、普通教科よりも専門的な教科に興味を持つ子どもたちが多くいることに目を向け、現代のニーズに合う学校として中学校を卒業して入学できる専修学校を設立しました。
本学園は、この理念の下に豊かな個性を持った子供たちを受け入れ、一つでも多くの技能を習得させることを教育目的としています。

学校長挨拶
GREETING
「やってみたい」を「できること」に
子供たちは何かができるようになって自信をつけたとき、まったく別のこともできるようになるという物凄いエネルギーを秘めています。「できること」を作るためには、まず「やってみたいこと」をつくることが必要であり、本校が用意している様々な専門コースや多くの資格の中から「やってみたい」を見つけて、段階的に「できることを」を蓄積し、その力を解放させてくれることを願っております。また、本校は全日制なので、学校生活をはじめ多くの行事があり、これらを通した成長も必ずあると信じています。
お子様の長い人生の中の大切な3年間を共に過ごさせていただくことに大きな責任と喜びを感じています。保護者の皆様と力を合わせてお子様を教育していきたいと考えています。
学校長 松長

学校沿革
HISTORY
昭和59年 | 岸和田高等技術学院として岸和田市南町に創立。 |
昭和60年 | 岸和田市神須屋町に新校舎を建設移転。 岸和田ビジネス専門学校の設立認可を受け同時に改称。 |
昭和61年 | 運輸大臣(現国土交通大臣)より自動車整備士一種養成施設の指定を受ける。 |
昭和63年 | 文部大臣(現文部科学大臣)より大学入学資格付与校の指定を受ける。 |
平成 4年 | 付属セミナーハウスを開設。 |
平成 9年 | 工業高等課程(自動車整備科)を新設。 |
平成10年 | 学校法人神須学園に組織変更。 |
平成14年 | 大阪技能専門学校に改称。総合工業科を新設。商業科を総合商業科に改称。 |
平成17年 | 三重徳風学園徳風高等学校と技能連携開始。 |
平成23年 | キャリアサポートセンターを新設。 |
平成28年4月 | 神須学園高等学校と技能連携開始。 |
令和 4年3月 | 自動車整備士一種養成施設を廃止。 |
令和 4年3月 | 神須学園高等学校と技能連携終了。 |
令和 4年4月 | 徳風高等学校と技能連携開始。 |
令和 4年4月 | 自動車整備科を自動車工業科に改称。(総合工業科は募集停止) |

技能連携制度
SKILL COOPERATION
高校卒業資格も取得できます!
通信制高校の学籍も同時に取得。
技能連携制度とは、高等学校の通信制または定時制の課程に在籍する生徒が、教育委員会の指定する技能教育施設で教育を受けている場合、その教育施設における学習を在籍高等学校における教科の一部の履修とみなす制度をいいます。(学校教育法第55条)。
大阪技能高等専修学校は大阪府教育委員会の指定を受けた技能教育施設であるため、高等専修学校の卒業資格とともに技能連携校である徳風高等学校の卒業資格を得る事ができます。

高等学校との違いは?
基本的には高校と変わりありません。通学定期や奨学金も高校と同じように利用できますし、卒業後、就職や大学等に進学する際にも高校と同様に扱ってもらえます。違う所は、学校教育法という法律の中で条文(設置目的)が違うという点と設置の際に施設・設備面(運動場・プールが不要等)で基準が高校よりゆるやかという点です。
大学入学資格って?
大学入学資格がある高等専修学校(専修学校高等課程)の卒業生は、通信制高校を卒業しなくても、大学に進学することができます。主に次の条件を満たす学校(学科)に文部科学大臣が大学入学資格を付与しています。
- 修業年限が3年以上であること
- 卒業に必要な総授業時数が、2,590時間以上であること
卒業後の進路は?
高等専修学校は「おおさか職業教育ナンバー1」を揚げているように、専門的な知識・技術を身につけ、より多くの資格を取得し、社会で即戦力として活躍することを目指しています。一方、大学入学資格がある高等専修学校(専修学校高等課程)においては、幅広い教育を身につけたい人は四年制大学・短期大学に進学し、より専門的な知識・技術・資格を身につけたい人は専門学校(専修学校専門課程)へ進学する傾向にあります。
高等専修学校の制度概要図
